北海道・知床半島の羅臼町沖で6日朝、シャチの群れが流氷に囲まれて立ち往生しているのが見つかった。「野生の生き物だから何とか逃げ切って欲しい」。地元でシャチや海鳥などを観察する観光船の関係者は、流氷に閉じ込められたシャチの安否を懸念した。
流氷に囲まれて移動できずにいるシャチの群れ=2024年2月6日、北海道羅臼町沖、ワイルドライフプロ提供© (朝日新聞社より流用)
何とか助けられないだろうか?…
シャチの大きさは
哺乳綱鯨偶蹄目-マイルカ科-シャチ属
オス:体長5.8〜6.7m 体重3,628〜5,442kgメス:体長4.9〜5.8m 体重1,361〜3,628kg
広大な海にいるせいで小さく見えますが、一頭の大きさは2トントラックほどあります (比較参考・車両寸法:全長6.0m程 全幅1.9m程 全高1.9~2m程 車両重量4,800kg)
どうにかなる大きさではありませんね
そして、
周りに浮いた流氷の高さはシャチの大きさから比較して数メートルほど、氷の密度は920kg/m3 、 海水の密度は1,025kg/m3とすれば海水面にある氷は約10%、体積の約90%は海中にあるので三階建ての木造住宅ぐらいになります
(↑↑だいたいこんなイメージです)
大型船も近づけない不安定な流氷上
人力でこの状況を打破できる可能性はなさそうです
風向きで沖合に流氷が流れてくれさえすれば
何とかなると思うので奇跡を願うのみです
こんな風に数値で比較するのは技工所的な気がします
製作したクラウンのコンタクトで50ミクロンのゲージが抜けるので、足りない分のセラミックを盛って修正
そんな風に、実数値に基づいて作業するのが我々の仕事になります
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